最終更新日 2017年11月2日
郵便料金が変わりましたね。
大きさや重さに規定がありますが、はがきを差し出す際は62円となります。
50円や52円のはがきを差し出す際、不足分の切手を貼ります。
「でもどこに貼れば良い?」
と疑問に思われると思うので、貼り方を書いておきます。
ついでに、計算式も書いておきます。
目次
50円や52円のはがきを使い、12円分の切手に交換する
まず、条件として
- 持ちこんだはがき1枚あたり、交換手数料として5円がかかる
- 交換したいのは12円分の切手
というのが挙げられます。
残念ながら(?)、12円切手はないです。
日本郵政のサイトを見る限り、10円切手と2円切手を購入するのが手っ取り早いです。
私が見落としてなければの話ですが。
ここで、ハガキのみ持参し、切手で払うことを考えてみます。
50円はがきを12円分の切手に交換するには
50円はがき1枚を12円分の切手に交換する場合を考えます。
交換手数料5円を含む計算です。
交換手数料は切手で支払ったことにしたいという条件で考えます。
はがき1枚50円なので、交換手数料を引いた45という数字を使います。
45と12の最小公倍数を考えます。
そのために、素因数分解します。
45=3×3×5
12=2×2×3
です。
共通する3をそれぞれ消します。
45のほうは3と5、12のほうは2と2が残ります。
ここで、45に2と2を、12に3と5を掛けます。
すると、それぞれ180となりますね。
つまり、45と12の最小公倍数は180です。
これより、50円はがき4枚が、12円分の切手15セットになるということが分かります。
レシート上では、
50(円)×4(枚)=5(円)×4(枚)+10(円)×15(枚)+2(円)+15(枚)
となるはずです。
これで、
- 50円はがき4枚を持参し、
- 郵便局で10円切手15枚、2円切手15枚に交換し、
- 交換手数料は切手支払
ができました。
52円はがきを12円分の切手に交換するには
52円はがき1枚を12円分の切手に交換する場合を考えます。
交換手数料5円を含む計算です。
交換手数料は切手で支払ったことにしたいという条件で考えます。
はがき1枚52円なので、交換手数料を引いた47という数字を使います。
47と12の最小公倍数を考えます。
そのために、素因数分解します。
47=1×47
12=1×2×2×3
です。
共通する1をそれぞれ消します。
(...という言い回しをしたいがために、あえて1を書いた)
ここで、47に2と2と3を、12に47を掛けます。
すると、それぞれ564となりますね。
つまり、47と12の最小公倍数は564です。
これより、52円はがき12枚が、12円分の切手47セットになるということが分かります。
レシート上では、
52(円)×12(枚)=5(円)×12(枚)+10(円)×47(枚)+2(円)+47(枚)
となるはずです。
これで、
- 52円はがき12枚を持参し、
- 郵便局で10円切手47枚、2円切手47枚に交換し、
- 交換手数料は切手支払
ができました。
50円や52円のはがきに2円切手、10円切手を貼る方法
切手の貼り方です。
50円や52円のプリントの下の「NIPPON 日本郵便」の部分を隠さないようにします。
なおかつ、「年賀」の部分を隠すように切手を貼れば大丈夫です。
私は、10円切手と2円切手を、プリントの下に縦に貼っています。
下の画像と異なる年の年賀状でも使用可能ですよ。
上の写真の貼り方をして、何回か差し出しています。
実際に、このような切手の貼り方をしてハガキを送っています。
あらかた懸賞なのですが・・・
一度も送り返されていないので、相手先に届いているようです。
ちなみに、一回当選しました。
年賀状を使用する場合の注意点
年賀状の引き受け期間に、「年賀」の文字が入っている年賀状を使用する場合、年賀状扱いになります。
年賀部分は、切手を貼ることで隠れるので問題ないです。
心配性な方は、くじ番号の部分を二重線で消せば良いと思います。
これは単なる自己満足でしかないです。
でも、届いたかどうか心配しなくても良いようにしておくと、精神衛生上良いですね。
ペンギン可愛い。