共感覚とは異なる何かだと思います。
(自分で言うのもなんですが)感性が豊かなだけかもしれません。
「もしかしてこれのことでは?」というのがあったら教えていただきたいです。
実際に周りの人に話すと、多くの人から変人扱いされ、まともに相手にしてくれないでしょうから。
以下の文で、例として料理を挙げるが、音楽を演奏するだけの話です。
食事中に音楽を聴くという話ではありません。
“多くの人がクラシックと聞いて想像するような音楽” を聴いた時。
自分には理解ができない言語で話されているような感覚に陥ります。
もしくは、風景が目に浮かびます。
絵本の読み聞かせのようなイメージです。
好きなテンポ、強弱、間の取り方だったりすると、美味しく感じます。
音楽は料理のような感じがします。
レシピが同じでも、材料や調味料、素材の切り方、加熱方法などが異なるだけで違う料理ができたように感じます。
何とか交響楽団、管弦楽団、吹奏楽団・・・と、指揮者と。
料理において、ある組み合わせの時に、とても美味しく感じます。
音楽でも同じで、同じ曲でも、ある組み合わせの時にとても美味しく感じます。
ただ、やっぱり人によって好みがあります。
濃いめ、あっさりめ、辛め、甘めなど。
人の数だけ好みはあります。
好みがある分、ファンもできますね。
人によっては、バジルの味に感じることもあるかもしれません。
自分の好みの組み合わせの時、音楽は一番美味しくなります。
自分が美味しいと感じても、ある人は美味しく感じないでしょう。
それでも、丁寧に調理することは大事だと思います。
丁寧に調理して口に合わない場合、誰を責めることもできません。
雑な調理をして口に合わない場合、それは演奏者側に至らない部分があったといえます。
くせのある野菜だって、丁寧に下処理すれば多くの人が食べられたりします。
雑な調理の場合は、そのくせのある野菜を好きな人ですらまずく感じてしまうような調理をしていることになります。
雑な調理は、聴きに来てくださった方に失礼です。
音楽を聴いて、私と同じような感覚となる人がいるか分かりません。
「音楽は、そういう言語だ」と言った人がいます。
だとするなら、自分が理解できない言語で話しているように感じるのも不思議ではないです。
物語のように感じるのも、風景を眺めて楽しめるのも、何かを話されているからでしょう。
美味しく感じるのは・・・なぜだろう?
「これはフルートがオイシイ曲」という意味ではなく、味覚としての美味しさです。
音楽は、聴覚だけではなく、五感で楽しむものなのかもしれません。